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嚥下のメカニズム

【1】摂食・嚥下障害

摂食とは、食べること【食事を摂ること全般】を指します。
嚥下とは、飲み込むこと【飲み込む動作そのもの】を意味しています。
摂食・嚥下は右図のような過程により成り立っています。


食品を目で見て確認し(先行期)、口の中に保持、咀しゃくし食塊を形成(準備期)、食塊を口腔から咽頭に送り込み(口腔期)、食塊を咽頭から食道に送り込む(咽頭期)、食道から胃に送り込む(食道期)これら一連の過程です。
摂食・嚥下障害とは、その過程のいずれかに原因があり上手に食事が摂れない状態を指します。
中でも本来食道に運ばれるはずの食塊が、誤って気管に入ってしまうことを誤嚥と呼びます。

摂食と嚥下の流れ図

摂食と嚥下の流れ図

 

食物が口から入って食道に運ばれるまで…

食物が口から入って食道に運ばれるまで…

【2】誤嚥性肺炎

  • 慢性的に誤嚥を繰り返す場合は肺炎を起こすことが多く、これにより引き起こされる肺炎を特に誤嚥性肺炎と呼び、高齢者の死因の上位を占めます。
    また、摂食・嚥下障害があると十分食事が摂れなくなり、栄養状態の悪化を引き起こすばかりでなく、食べ物が気道を閉塞し、窒息することもあります。
    介護食調整用食品、とろみ調整食品などを上手に利用し、安全に十分な栄養を摂ることが大切です。

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