マクトン製品について

今回のコラムは“マクトン製品”についてのご質問にお答えいたします。

カタログにマクトンオイル、マクトンゼロパウダー、ニューマクトンクッキーなど、マクトンと書かれた製品がありますが、マクトンって何ですか？

マクトンとは、MCT(Medium Chain Triglyceride、中鎖脂肪酸油)という油脂を原材料としたオイルや粉末油脂、菓子類等の製品群のブランド名です。
(マクトンは日油株式会社の登録商標です。)

MCT(中鎖脂肪酸油)って何ですか？

MCT(中鎖脂肪酸油)はココナッツや牛乳、母乳などに含まれている油脂です。中鎖脂肪酸油は、大豆油やなたね油などの一般の油の長鎖脂肪酸油(LCT : Long Chain Triglyceride)に比べ構成する脂肪酸の炭素鎖が短いため、消化・吸収されやすく、体内で速やかにエネルギーに変わり蓄積脂肪になりにくいという特長があります。

マクトンオイルってスーパーなどで売られている植物油と何が違うのですか？

マクトンオイルはMCT(中鎖脂肪酸油)85%にLCT(長鎖脂肪酸油)15%を配合した液体の油脂です。主成分であるMCTは消化吸収に優れ、エネルギーになりやすいと言われています。大豆油やなたね油のような一般の油より油っぽさが少なく、口当たりがサラリとしています。
食品に混ぜることで、手軽にエネルギー補給ができます。ドレッシングやスープなどに混ぜてご使用いただけます。

レシピはこちら

鯛のカルパッチョ 鶏粥

マクトンゼロパウダーはマクトンオイルと何が違うのですか？

マクトンゼロパウダーはたんぱく質ゼロの粉末状の油脂です。油脂としてはMCT(中鎖脂肪酸油)のみを使用しています。粉末のため、卵料理やシチュー、ポタージュスープ、ジャムなど色々な料理に手軽に混ぜることもでき、お菓子の素材としてもご使用いただけます。
溶かしにくい場合は、少量の水で溶いてから混ぜると、きれいに溶けます。

マクトンゼロパウダーを使ったレシピはありますか？

食材や飲み物に混ぜる簡単な使い方はこちらをご覧ください。
⇒マクトンゼロパウダー 混ぜるだけでエネルギーアップ！(PDF)
マクトンゼロパウダーを混ぜると白くにごりますので、牛乳を使う料理に特におすすめです。紅茶やコーヒーに溶かすとミルクティー風、ミルクコーヒー風に、寒天ゼリーを作る際に加えると牛乳かん風になります。
料理に加えることで味にコクがでますので、美味しくエネルギー補給ができます。
マクトンゼロパウダーを使ったレシピをご用意しております。
⇒マクトンゼロパウダーを使ったレシピはこちら

低たんぱく食事療法では、たんぱく質を抑えつつ、適正なエネルギーを摂ることがとても大切です。そのため、短時間でエネルギーになりやすいMCT(中鎖脂肪酸油)を使用した製品は、腎臓病患者さんのエネルギー補給としておすすめです。医師の指導の下で普段の食事に取り入れてみてください。
初めてお使いいただく際にご不明やご不安な点がございましたら、「キッセイ食事サポートサービス(フリーダイヤル:0120-515-260)」へお気軽にお問い合わせください。
⇒キッセイ食事サポートサービス

製品のご紹介
●マクトンオイル
●マクトンゼロパウダー